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- 当院のインプラント:インプラントオーバーデンチャー
- 入れ歯の使いにくさを
解決する治療法
- 「ずれる」「噛めない」「話しにくい」等、
お使いの入れ歯に不便さを感じている方も多いのではないでしょうか。
アタッチメント義歯とも呼ばれる「インプラントオーバーデンチャー」は、
インプラントと入れ歯のまさに”良いトコ取り”の治療法で、
取り外し可能ながら、ずれたり外れたりする心配がなく、
しっかり噛めて見た目もきれいです。
インプラントオーバー
デンチャーとは
外科手術によって
顎の骨に埋入した
2~6本の
インプラントに入れ歯を
固定する治療法
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- 一般的なインプラント治療
- インプラント体をあごの骨に埋め込む外科手術を行います。
その上に、支台となるアバットメントをネジで固定し、アバットメントの上に人工歯をネジや接着剤で装着するため、歯科医院でしか人工歯を取り外すことができません。
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- インプラントオーバーデンチャー
- インプラント体に装着したアバットメントの先端を直接、入れ歯の底の部分に差し込むような構造です。入れ歯がしっかりと固定されます。患者さんご自身で簡単に取り外しができるので入れ歯やインプラント体のお手入れをすることが可能です。
多くの歯を失ってしまった場合、一般的なインプラント治療では大量のインプラントを使用するため、非常に高額になります。
しかしインプラントオーバーデンチャーの場合は、2〜6本と少ない数のインプラントを埋め込んで入れ歯全体を固定するため、はるかに安価にできます。また、歯茎の骨が弱くなっている箇所にはインプラントを埋め込むことができませんが、インプラントオーバーデンチャーであれば埋め込む箇所の工夫により、歯の固定が可能になる場合があります。
インプラントオーバーデンチャーの
メリット・デメリット
メリット
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- 安定感に優れている
- ボタンのような形の「ロケーターアバットメント」により入れ歯とインプラントがしっかり固定されるため、食事中にずれたり外れたりすることがほとんどありません。
また、ブリッジのように周囲の歯に負担をかけて傷めることもありませんし、入れ歯がすれて口内が傷つくこともありません。
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- しっかり噛める
- 一般的な保険の入れ歯は、患者様自身の本来の歯と比べて30%程度しか噛めない、とも言われています。しかしインプラントオーバーデンチャー(IOD)なら、患者様自身の本来の歯とほとんど変わらない力で噛むことができます。
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- 会話がしやすく、見た目もキレイ
- しっかり固定されているため、会話中にずれることもありません。
一般的な入れ歯にある金属の留め具(クラスプ)がなく、天然の歯に近い見た目となるため、自然できれいです。
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- 取り外しが簡単で清潔に保てる
- ご自身で取り外しが可能なため、ご自宅で簡単にお手入れをすることができます。歯磨きの際に、インプラントの周囲や入れ歯に付着した汚れをきれいに落とすことによって、常に清潔な状態が保たれます。
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- インプラント本数が少なく、比較的
経済的
- 埋入するインプラントの本数が通常のインプラントより少ないため、比較的経済的です。
全ての歯を失った場合に通常のインプラント治療で回復しようとすると、インプラント体6〜8本と人工歯が12本必要になりますが、インプラントオーバーデンチャーでは、インプラント体2〜6本で見た目・機能を回復させることが可能です。
治療費について詳しく見る
デメリット
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入れ歯と比べると、外科手術(インプラント埋入)が必要で費用もかかる。
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インプラントと比べると、インプラントと入れ歯の両方でケアが必要になる。
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支えているインプラントに不具合が起きたりインプラント周囲炎などで機能しなくなってしまうと、入れ歯が使えなくなる場合がある。
インプラントオーバーデンチャー
の治療の流れ
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- 問診、精密検査
- 現在のお口の状況やそれに対する不満・ご要望、インプラント治療への不安や疑問をお聞かせください。
その後、レントゲンやCT撮影など必要な検査をさせていただき、そのデータを分析して資料を作成していきます。
歯科用CTについて詳しく見る
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- 治療法、治療計画の立案
- インプラントオーバーデンチャーは、あくまで治療法の一つです。伺ったご要望や検査結果に基づいて複数の治療プランを提案・説明させていただき、患者様自身に選択していただいたプランで治療を進めます。
インプラントオーバーデンチャーを選択した場合、手術を行うことになります。
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- 手術
- インプラントの土台になる部分を作るために、骨内にインプラント体を埋込するオペを行います。
治癒期間をおいてインプラント体と骨とが結合するのを待ちます。
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- 入れ歯の作成・装着
- インプラント体にロケーターアバットメントを装着したら、お口の状態にあわせてぴったりの入れ歯を作成します。入れ歯が出来たら、アバットメントによってインプラント体と入れ歯を固定します。
これで治療は終了です。
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< 治療に要する期間 >
下顎で3〜5か月、上顎で4〜8か月程度かかります。
治療終了後は
定期的なメンテナンスを
治療後には、歯磨きやご自宅でのケア方法を歯科衛生士からお伝えします。ご自身での歯磨きの際は、指導された正しい方法でインプラント周囲や入れ歯に付着した汚れをきれいに落とし、常に清潔に保つよう心がけましょう。
さらに、インプラントの大敵である歯周病・インプラント周囲炎を予防するためには、歯科医院での定期的なメンテナンスも欠かせません。
ご自身で行う日頃のケアと、3ヶ月〜6ヶ月毎に歯科医院で受けるプロのケアに取り組むことで、インプラントオーバーデンチャーを長持ちさることができます。
メンテナンスについて詳しくはこちら